Canva

 Canvaは「無料デザインツール」とありますが、有料の機能も含まれます。 いつのまにか無料版でも利用できる機能が増えていました。 機能の調整や変更は頻繁に行われるようですので、他サイトの古い記事は参考にされても鵜呑みにしないようお願いいたします。 当ページの更新履歴はニュースにあります。

当ページでの解説は、ブラウザ版になります。 デスクトップ版・アプリ版は読み替えてください。

「MacやiPadで作った画像をCanvaで再保存」と解説している同業他社の解説ページは正しくありません。 再保存せず、元のアプリから対応形式で保存したデータをそのまま入稿(画像入稿)してください。

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新規作成

サイトトップから始める場合は、メニューバーの右側にある「デザインを作成」から始めます。 「カスタムサイズ」を選択します。


編集画面から始める(変更する)場合は、メニューバーの左側にある「ファイル」を開きます。 「カスタムサイズ」を選択します。


「カスタムサイズ」を選択すると、入力フォームが表示されます。 「仕上がり」サイズを入力します。 単位を「mm」に変更するのを忘れないでください。

※ 以前は塗り足し分を追加する必要がありましたが、現在は別の項目で設定できます。


メニューバーの「ファイル」より「表示の設定 > 塗り足し領域を表示する」にチェックを入れます。 これで、ダウンロードできるデータに塗り足しが追加されます。

※ 塗り足し幅は3mm固定のようです。

保存

メニューバーの「ファイル」より、「ダウンロード」を選択します。


「ファイルの種類」は「PDF(印刷)」を選択します。


「フチなし」印刷のためには「トリムマークと塗り足し」にチェックを入れます。 ダウンロードしたPDFファイルはAdobeのAcrobat Readerで開き、ページサイズを確認してください。 「仕上がり」サイズより、上下 [12mm] 大きいサイズであれば正常に保存できています。 「仕上がり」より「塗り足し」が [3mm] と、「トンボ」が [3mm] 追加されています。 名刺の仕上がりは [55x91mm] なので、PDFファイルのページサイズは [67x103mm] になります。

フォント化けを防ぐために「PDFのフラット化」にチェックを入れます。 チェックを入れると、テキストは指定したフォントで画像化されます。 チェックを入れなければフォントは埋め込まれますが、期待した挙動をしない報告が散見されるようなので、画像化しておいた方が無難です。 文章プロパティの「フォント」タブで、すべてのフォントに「埋め込みサブセット」と記載されていれば正常に埋め込まれています。

「カラープロファイル」は「RGB(デジタル用に最適)」のまま変更しません。

※ カラープロファイルのCMYKは有料機能です。 編集画面とは異なる色味で印刷されるおそれがありますので、RGBのままが推奨です。


レイアウトにバケやズレがないか確認してください。 編集画面とAcrobat Readerの表示が異なる場合、Acrobat Readerのレイアウトで印刷されます。

PDFファイルでフォントが化けていたりレイアウトに問題があった場合は、PNG形式を指定してください。 この場合、塗り足しは出力されませんのでご注意ください。 フチありデザインでは問題ありませんが、フチなしデザインの場合、カスタムサイズを仕上がりより [6mm] 広げる必要があります。

ファイル形式

入稿用に書き出す場合は、以下のファイル形式を指定してください。 推奨は「PDF」です。

形式 説明
PDF

「トリムマーク」にチェックを入れてください。 「PDFのフラット化」にチェックを入れてください。 「カラープロファイル」は「RGB」で出力してください。

PNG

PDF形式でレイアウトが崩れる場合に選択してください。 塗り足し部は出力されません。 フチなしデザインの場合、カスタムサイズで仕上がりより [6mm] 広げる必要があります。

JPG

未検証です。 PDF形式でレイアウトが崩れる場合は、PNG形式を採用してください。

SVG

有料機能です。 未検証のため非推奨です。

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