Krita

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Krita(クリタ)はオープンソースのソフトウェアです。 Windows・Mac・Linuxで動作し無料で使用できます。 ペイントやレタッチの機能は一通り押さえてあり、気軽に利用できるソフトウェアです。

Adobe Photoshopと同種のソフトウェアです

はじめに

Kritaはプロフェッショナルな機能を持つ、自由、無料で、オープンソースのペイントプログラムです。 すべての人が入手できるアートツールが存在することを願うアーティスト達によって開発されています。

CMYKカラーのPSDファイルを、CMYKカラーのままで開き、編集して保存ができます。 店主おすすめのフリーソフトです。

バージョン

Kritaの最新バージョンは、2024年10月01日に公開された5.2.6です。 特に理由がない限り、最新版の使用をおすすめします。

日本語ページには、コンテンツの更新が停止しているページがあります。 最新情報は英語ページにてご確認ください。

インストール

インストーラを起動すると、セットアップ中の言語を選択するダイアログが表示されます。 ここは変更せず「English」を選択します。 アプリケーション自体は、日本語化されていますので、ご安心ください。 言語はOSで設定したものが自動的に選択されます。

カラーモード

KritaはRGBカラーはもちろん、CMYKカラーに対応しています。 PSD形式に対応しているので、Photoshopのファイルをカラー変換することなく開くことができます。

フリーソフトでCMYKカラーに対応している数少ないソフトウェアです。

レイヤ

入稿前に、レイヤの順番と表示の設定を必ず確認してください。

トンボは最前面に、つまり一番手前に表示します。 デザインはトンボの後ろに配置しましょう。

ガイドは非表示に、つまり表示しません。 トンボとデザインのみを表示しましょう。

不具合・仕様

カラースポイト機能は透明度を拾えません。 これは仕様かもしれません。

新しいPhotoshopのバージョンで保存されたPSDファイルを正しく開けない不具合を確認しています。 レイヤ情報を正しく取得できていないようです。 確認:5.2.6

カラーモードを変更した際に、画面の表示が消える問題を確認しています。 レイヤの表示/非表示を切り替えることで再描画されます。 解消:5.2.6、確認:5.2.2

「キャンバスの大きさを変える」機能を使用する際、オフセットのアンカーを指定し、新しいサイズを入力します。 「X」や「Y」を入力すると、挙動が怪しくなります。 解消:5.2.6、確認:5.2.0

キャンバスのサイズを変更(メニュー > 画像 > キャンバスのサイズを変える)しても、設定通りに適用されない。 「オフセット」を入力しても予想した動作にならない。 「新しいサイズ」のみ変更することで、希望する結果になる。 解消:5.2.6、確認:5.1.5

形式 説明
KRA
✕ 不可

Kritaの標準形式です。 環境に依存する可能性がありますので、この形式では入稿できません。

PSD
◎ 可(推奨)

カラーモードを維持したまま保存できます。 入稿時は、レイヤを画像に統合してください。

画像未統合(レイヤが残った状態)のファイルではサイズや解像度などの取得に失敗することを確認しております。

JPG
△ 可(非推奨)

カラーモードを維持したまま保存できます。 ファイルサイズを抑えるために画質が劣化します。 選択する必要性はありません。

PNG
△ 可(非推奨)

カラーモードがCMYKの場合はRGBに変更されるため、色味が損なわれる恐れがあります。 表示しているレイヤを統合した画像が保存されます。 選択する必要性はありません。

TIFF
△ 可(非推奨)

対応可能であると簡易的に確認しております。

TIF

“TIFF”に準じます。

テンプレート

Kritaの標準保存形式KRAでのテンプレートは、一部のもののみ用意があります。 用意がないものは、PSD形式のファイルを読み込めますので、そちらを使用してください。

問い合わせ

このページ内に掲載されているソフトウェアの内容について理解を深められたい場合は、お問い合わせください。

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