PDFファイルで入稿

ご利用のアプリケーションに制限されないPDF形式についてのご説明と、入稿の流れをご説明いたします。 当店では、PDF形式のファイルであれば入稿データとしてご利用いただけます。

サイズの確認

PDF形式で保存した後は、文章のプロパティ画面のページサイズを確認してください。 ここでは名刺(91x55mm)を例にします。

仕上がりと同じでは不備になる可能性が高い

ページサイズが名刺と同じ91x55mmになっています。 塗り足しやトンボを追加しているのに、同じサイズになっている場合は不備となります。 ただし、裁ち落としデザインでない場合は、不備とならないことがあります。

塗り足しを含んでいれば不備になる可能性が低い

ページサイズが名刺より大きな115x79mmになっています。 塗り足しやトンボが含まれており、不備になる可能性は非常に低くなります。 ただし、塗り足しがなかったり文字が端により過ぎている場合は、不備となります。

バージョンについて

PDF形式には多種多様なバージョンが存在します。 Adobe Readerで表示できるファイルであれば、問題ありません。

Adobe社以外で作成されたPDFビューワによっては、1.7以降のバージョンが正確に表示されないことがあるようです。 ご不安な場合は、書き出した画像も併せてアップロードしてください。

PDF 1.7 1.6 1.5 1.4 1.3
Acrobat XI (11) X (10) 9 8 7 6 5 4

バージョンの確認方法は次の通りです。 ファイルを開いて、ビューワ上で右クリックをするか、メニューより「ファイル>プロパティ」を選択します。

(※ ドキュメント内の右クリックで表示されるコンテクストメニュー)

「概要」タブを選択します。 「PDFのバージョン」を確認します。

(※ クリックで文章プロパティダイアログフォントタブを実寸表示)

ファイルの新規作成

大きさは、仕上がりサイズのままを設定してはいけません。 塗り足しに周囲3mmの幅が必要です。 よくわからなくても、仕上がりサイズに6mmを追加した大きさに設定してください。

ビットマップ系ソフトの場合

大きさの単位をmmに変更できるアプリケーションでは、mmに変更してください。 解像度の設定ができる場合は、350を指定してください。 多少前後しても問題ありませんが、300~600の間が無難です。

大きさの単位がピクセル(ドット)しか設定できない場合は、逆算する必要があります。 印刷用画像サイズ計算ツールをご利用ください。

以下のアプリケーションであれば、個別に解説ページをご用意しております。

ベクタ系ソフトの場合

入稿データに適した設定を行えるかもしれません。 「塗り足し」「裁ち落とし幅」などの項目があれば3mmに設定してください。 トンボ(裁ち落とし線・プリントマーク)を追加してください。

以下のソフトは解説ページがあります。

ビットマップ系かベクタ系の判断がつかない場合は、ソフトの名称・バージョン・入手法をお問い合わせください。 CAD、3Dモデリングツールなど、立体を想定したソフトでは対応できません。

フォントについて

フォントは、アプリケーションのほとんどが埋め込みを採用しています。 しかし、フォントによっては埋め込めないものもあり、代替フォントが埋め込まれれば文字化けになります。

設定にアウトライン化があれば、利用することで文字化けを限りなく防ぐことが可能です。 ただし、オリジナルデータをアウトライン化してしまうと編集できなくなりますので、入稿用データを複製してから加工しましょう。

フォントの埋め込みを確認する方法は次の通りです。

PDF形式で保存した後、Acrobat Readerで開いて文章のプロパティを確認してください。

(※ ドキュメント内の右クリックで表示されるコンテクストメニュー)

フォントタブを選択してください。 PDFのフォント情報を確認します。 フォント名(ここではMS P明朝)の後に「埋め込みサブセット」とあります。 これが表示されていればフォントが埋め込まれているのでフォントは化けません。 「埋め込みサブセット」でなくても、「埋め込み」でも問題ありません。 この2つの違いですが、印刷には影響がりません。 「埋め込みサブセット」は使用している文字のみが埋め込まれているのに対し、 「埋め込み」は使用していない文字も、つまりすべての文字が埋め込まれています。 また、アウトライン化されていれば、フォント情報は空欄で何も表示されません。 この場合も、印刷には問題ありません。

(※ クリックで文章プロパティダイアログフォントタブを実寸表示)

保存設定について

使用ソフトによって、設定の項目名や内容は異なります。 ご不明な場合は、初期状態のまま保存して、ファイルをアップロード後にご連絡ください。 可能な限りお調べいたします。

しおり

しおりはデータに含めないでください。 予期せぬズレが発生したり、ゴミが印刷されることがあります。

規格指定

PDF形式には、バージョンの他に規格を設定することができます。 印刷用の規格に、PDF/XPDF/Aなどがあります。

画像圧縮

ファイルサイズを抑えるために、画像の圧縮率を上げたり解像度を下げる設定があるかもしれません。 これらの設定は、印刷の仕上がり品質も下げてしまいますので設定しないでください。

フォーム情報

PDF形式では、フォーム情報を含めることができます。 フォーム情報は印刷に不要なばかりか、文字化けの原因になります。 フォーム情報が無効になるように設定してください。

セキュリティ設定

PDF形式では、印刷禁止・編集禁止・閲覧パスワード等の制限を設けることができます。 この設定は印刷に不要です。 セキュリティは設定しないでください。

既に設定されていて変更できない場合は、当店で扱えるかどうか調査します。

保存後の確認

保存したPDFファイルはサイズを確認してください。

A4以外のサイズでデータを作成した場合、A4に拡大縮小されていないか
設定や制約により、強制的にA4サイズに最適化されることがあります。 結果として拡大や縮小が適用されることにより、本来のサイズとは異なっているかもしれません。 この場合は設定を見直してください。

PDFファイルを表示する

PDF形式のファイルを表示するためには、対応したビューワ―(アプリケーション・ソフトウェア)が必要です。 PDF形式はAdobeが提唱したもので、多様な環境でも同一の表示・印刷を行えるようになっています。

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更新履歴

  • 2014-03-18 サイズ項目追加