Word

当ページや一部のテンプレートでは裁ち落としデザインを想定した説明となっておりますが、Wordでは基本的に裁ち落とし無しとさせていただきますので、説明の修正並びにテンプレートの差し替えを予定しております。2018年以降に更新されたものは裁ち落としなしのものです。

はじめに

Microsoft Office Word(ワード)(以下、Wordとする)はMicrofsoft社製のオフィスソフトに含まれるアプリケーションの一つです。 Word を使うと、ドキュメントの閲覧や共同作業を簡単に行うことができます。 また、洗練されたプロフェッショナルなドキュメントを作成することもできます。 ビジネス向けや家庭向けサブスクリプションの試用版をお試しください。

ドキュメントを作製するためのソフトウェアです

基本画面

Wordの基本画面は次の通りです。 この画面はWindows7 64bitでWord 2016(Microsoft Office 365 Business)を起動した際の画面です。 環境によっては、配置や配色などが異なることがあります。

Microfost Office Wordのスクリーンショット

バージョン

Wordの最新バージョンは、Word 2016です。 当店はサブスクリプション版のMicrofost Office 365 Business導入していますので、常に最新版のWordを使用することになります。

Word以外の、Excel・Point・Accessなどで作成されたデータでも、入稿データとして不備がない限り制限なく入稿することができます。

対応バージョン
Word 2016 Word 2013 Word 2010
Misrosoft Office Word 2016のアイコン

Wordは古いバージョンが使用され続ける傾向があります。 Word 2007は、2017年10月10日をもってMicrosoft社のサポートが終了しております。 これ以前のWordで作成されたファイルは、入稿データとして不備がなければ入稿することはできますが、設定や保存などのサポートは行いません。

カラーモード

WordはRGBカラーのみをサポートします。 当店のオンデマンド印刷であれば、彩度を維持して出力することができます。

ファイル形式

Wordの標準形式は“DOXC”と“DOC”です。 入稿の推奨形式は“PDF”です。

形式 説明
DOCX
△ 可(非推奨)

環境に依存する恐れがあります。 フォント化けやレイアウト崩れがが発生しても不良とはなりません。

DOC
△ 可(非推奨)

サポートが終了した古いバージョンのWordの標準形式です。 環境に依存する恐れがあります。 フォント化けやレイアウト崩れがが発生しても不良とはなりません。

PDF
◎ 可(推奨)

「印刷対象外の情報を含める」のチェックは全て外してください。 「PDFのオプション」では、「PDF/A 準拠」にチェックを入れてください。

XPS
× 不可

未検証です。 選択する必要性はありません。

ODT
× 不可

編集時のデータと互換性が失われる恐れがあります。 選択する必要性はありません。

フォントのアウトライン化

Wordにはフォントのアウトライン化という機能はありません。 ワードアートを利用して図形化することもできますが、アウトライン化とは性質が異なります。

Wordによる入稿でフォントが化けることを防ぐには、PDF形式で保存することをお奨めします。 Word文書のDOCX形式・DOC形式ではフォントが化ける恐れがあります。 当店でフォントの差し替え処理は承っておりません。

ページ設定

ここでは、Microsoft Office 365 BusinessのWord 2016を使用して説明します。 設定により、メニューの配置やデザインなどが異なる可能性がありますのでご注意ください。 サイズはA4で、フチあり(余白がある・裁ち落としデザインではない)の印刷データを用意します。 これは、Wordでは基本的にページプリンタで直接出力できるドキュメントを作製するためのソフトウェアだからです。

フチなし(端まで印刷・裁ち落としデザイン)の印刷データも作成することはできますが、フチありのデータで不備のない完全入稿を作成できるようになってから挑戦してください。

現在、フチなしの説明は用意しておりません。

Wordが起動すると操作の待機画面になります。 設定によっては異なる画面が表示されるかもしれません。

「白紙の文書」を選択します。

Word起動画面

初期設定または登録した設定でページが表示されます。

Word新規作成画面

Wordに用意されているテンプレートは入稿には適さないものがあります。 使用できない訳ではありませんが、入稿用にページ設定を更新してから編集を始めてください。

ページ設定を行います。 リボンのタブを「レイアウト」に切り替えます。 その中にある「サイズ」から「A4」を選択します。

Wordリボンレイアウト画面

次に「余白」から「狭い」を選択します。 12.7mmという値に意味はありません。 余白は大きすぎても小さすぎても不格好になります。

Wordページ設定「余白」選択

当店のテンプレートファイルでは余白を6mmに設定しています。 フチなし印刷の場合、これより狭くすることはできません。

次に「印刷の向き」から「縦」を設定します。 任意に指定してください。

Wordページ設定「印刷の向き」選択

書式設定となる「文字列の方向」・「段組み」は任意に設定してください。 ページ設定ではありませんので、ここでは省略します。

リボンのタブを「表示」に変更し、「ズーム」から「1ページ」を選択します。 これで、ページ設定の解説は終了です。

Wordページ設定「ズーム」選択

問い合わせ

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