RGBカラー対応

フリーソフトのRGBカラーでも入稿できます。 オンデマンド印刷・インクジェット印刷では、RGBカラーの発色を生かしたプロファイルを適用することで、他店にはない鮮やかな印刷を行います。

はじめに

フリーソフトの多くはRGBカラーしか扱えません。 通常の印刷所では、CMYKカラーのデータでなければ受け付けてもらえないこともあるでしょう。

当店は創業時よりRGBカラーに対応しており、多くのフリーソフト独自フォーマットのテンプレートファイルを提供するなど、積極的にRGBカラーの受付を行っております。 印刷には、店主の主観で視覚的に一番近いと思われる設定で印刷します。

なお、オフセット印刷ではRGBカラーをCMYKカラーに変換しています。

RGBカラーの印刷料金について

RGBカラーに対応した印刷は無料です。 ファイルのカラーモードに対応した設定で印刷します。

モニタの色≠印刷の色

モニタの色はRGBの3色を混ぜ合わせることで「白」くなる表現方法です。 印刷の色はCMYの3色とKを混ぜ合わせることで「黒」くなる表現方法になります。

色の表現方法が、混ぜ合わせることで白と黒になるのでは全然違うことが分かります。 このため、画面で見た通りの色を印刷するのは難しい、さらに色によっては印刷できないのです。

ノートパソコンの液晶画面は青味が強いものが多く、印刷すると赤味の強い色合いになります。 モニタ上で肌色が強めのものは、印刷すると暗くなりがちです。 気持ち淡い色合いにすることでバランスの良い色合いで印刷できます。

少しだけ薄い黒は掠れの原因となります。 完全な黒にするか、青または赤を濃いめに入れてください。

安全なデータの作り方

RGBカラーに対応しているとはいえ、同じ色で印刷はできません。 印刷とは色味が異なりますが、程度をおさえることは可能です。

RGB各色の混合率が高くなるにつれて、色の差異も比例して大きくなります。 蛍光色と言われるような、水色・桃色・黄緑色などの色は大きく変わります。 パステルカラーと言われるような、淡い色・落ち着いた色はあまり大きく変わりません。 彩度を下げる・落ち着いた色にすることで、わりと画面に近い色で印刷されます。

CMYKカラーとの違い

図や式を用いた説明をしても意味がありませんのでここでは省略します。 CMYKカラーで印刷したものと比較すると、RGBカラーは明るくなります。 明るい色はCMYKカラーではっきり見えていても、RGBカラーでは薄くなったり掠れたり印刷されなかったりします。 特に薄い(明るい)グレーには注意してください。