トンボの仕組み
このページはトンボについてに統合されました。
入稿データに追加が必要なトンボは・断裁線・断ち切り線・トリムマークなど様々な名称で呼ばれることがありますが、要は切り取り線のことです。
この解説ページでは、固有な機能の名称以外ではトンボで統一します。
フチなし印刷とは
トンボは切り取り線です。 入稿データの中で、どこが仕上がりなのかを表します。 そもそも仕上げるとはどういうことでしょうか。 ここでは、フチなしデザインを考えてみましょう。
インクジェット印刷では、用紙からはみ出させて印刷することでフチなし印刷を実現します。 はみ出したインクはプリンタ内になるスポンジなどに染み込ませます。 用紙の大きさピッタリに印刷しているわけではないのです。
カラーレーザ印刷では、用紙からはみ出るような印刷は避けなければなりません。 紙にトナーを乗せて熱で焼き固める手法のため、用紙がなければトナーが内部に残留すると、部品の消耗が早くなったり故障の原因になります。 このため、普通よりも大きい用紙に印刷してから切り落とす工程を経て仕上げます。